個人向け健康管理
健康になるにはどうすればよいの?
健康になるにはまず自分の現在の健康状態を知り西洋医学、東洋医学等の伝統療法の考え方から
自分に合った健康維持の未病プランを作成し、実行することが重要です。
気付きから始まる!
人は、日々の生活の中でふとした事に「気付き」があります。
それによってその後の生活や習慣を変えることもあるでしょう。「健康」は個人によって捉え方が異なりますが、自分にとっての「健康」とはどんな状態を言うのでしょうか。
体のどこにも不具合が無いから「健康」なのか、多少の痛みや不調はあるものの「健康」だと言い切るのか、 苦しい精神的なストレスを抱えていたとしても体に不調がなければ「健康」なのか、その考え方は様々です。
年齢が若いと怪我や病気でなければ「健康」について考えることは少ないのかもしれません。しかし、 健康でいることは決して当り前ではなく、歳を重ねていくに連れそれは着実に失われていきます。そのため、できるだけ若い時から将来を見据えて 健康のために投資(ケア)することが大事だと気付くことが重要です。それは日々の生活を少し変えたり、 何かを加えるたり控えたりすることで、将来「健康寿命の延伸」という大きな資産となって返ってきます。
もちろん、何歳であっても気付いた時からヘルスケアを始めることが最も重要です。
まず自分を知る!
当協会では健康を維持する未病(病気に至っていない)段階から健康に戻る事を目的に、 西洋医学や東洋医学等の伝統療法の考え方を踏まえ、自分にあった健康管理の在り方や健康法の選択肢を提示いたします。
自分に合った方法を選択するには、まず自分自身の体質を知ることが大切です。最近はヒトゲノムの解析によって遺伝子診断が手軽に受けられ、 生まれつきの体質を容易に知ることができるようになりました。
また現在の身体の状態を知ることも重要で定期的な健康診断で知ることはできますが、東洋医学等の伝統医学の設問から知ることも可能です。自分を知った後は、 自分が健康であるためには何をすれば良いのか、未病の状態であるなら、普段の生活で何をしなければならないのかを考えねばなりません。
自分に合った方法を選び試してみる!
西洋医学は、エビデンスを重視した外科的な処置や化学的薬剤による部位別の対処療法が発展しました。
一方インドや中国では、人も自然の一部として体全体を捉えた療法が伝承されてきました。共に予防という考えでは 一致した部分や相関する部分はありますが、相違する場合もあります。大事なのは、それらの特長を上手く活かして 自分に合った方法を見つけることです。それは多様性で、様々な文化を受け入れ独自のものに再構築してきた寛容性を持つ日本人(国民性)ならではの業です。
健康維持、未病において大事なのは人が本来持っている恒常性維持機能を活かして、できるだけ自然治癒力を高めることです。
日常生活の一部として取り入れ易い、食のあり方を中心に運動、休養、メンタルのバランスを整える方法を選択して試すことが大切です。