がんに効果のある健康食品はあるか?
抗がん作用のあるメシマコブ(メシマ)とは何か?
メシマコブは抗がん作用のあるキノコ
メシマコブは幻のキノコ
メシマコブはタバコウロタケ科キコブタケ属のキノコで、学名はPhellinus linteus(フェリナス リンテウス)です。和名のメシマコブは、長崎県の男女群島にある女島(めしま)に自生し、コブ状のキノコだったことに由来しているとされています。
メシマコブは桑の木に寄生して、木の栄養を奪いながら成長します。キノコの傘の直径が30cmになるまでに20~30年かかるという稀少なキノコで、その外見はサルノコシカケに似ています。養蚕が盛んな地域では、桑の木を枯らしてしまう恐れがあるメシマコブを発見するとすぐに取り除いていたそうです。そのため天然のメシマコブを見つけることは難しく、また温度、湿度、日当たりなどの条件がそろわないと栽培することも困難だったため幻のキノコと呼ばれています。

抗がん作用の発見
1968年に国立がんセンター研究所(現:国立がん研究センター)の池川哲郎博士らが、Sarcoma180という癌に対するキノコの抗ガン作用を調べた研究を発表しました。多くのキノコの中で、メシマコブには96.7%の抗腫瘍活性があることがわかり注目されました。(Antitumor action of some Basidiomycetes, especially Phllinus linteus Gan. 1968 Apr;59(2):155-7.)
メシマコブとメシマの違い
真正なメシマコブの分類は難しい
キコブタケ属(Phellinus)には、Phellinus linteusのほか、Phelinus igniarius、Pyropolyporus yucatensis Murrillなど類似のキノコがあります。真のメシマコブを分類することは難しく、中国では神農本草経や中薬大辞典などの書物でキコブタケ属を桑黄と紹介しています。このようにメシマコブは、キコブタケ属(Phellinus)の広範囲な学名で解釈されることもあり、メシマコブ=桑黄と紹介している書物もあります。しかしながら、真のメシマコブはPhellinus linteusであり、必ずしも桑黄はメシマコブではありません。

キノコの構造子実体と菌糸体の違い
キノコは菌類に分類され、私達が一般的に食べているキノコは子実体といいます。子実体とはキノコの上の部分、つまり傘と茎の部分を指します。子実体は菌類が胞子を作る器官で、糸状の菌糸が集まってできたものです。
菌糸体とは、植物で例えると「根」にあたる部分で、子実体を育てるための栄養を蓄えています。菌糸体も子実体もキノコの一部ですが、含有する成分は同じではありません。子実体にあって菌糸体にはない成分や、菌糸体のほうに多い成分などもあります。

メシマコブ菌糸体PL2・PL5(メシマ)の発見
メシマコブ(Pellinus linteus)は類似のキノコが多く、本物のメシマコブを遺伝的に同定することはとても大変です。日本での研究とともに韓国でもメシマコブの研究が進められました。
1984年から韓国の国立生命科学研究所と韓国新薬の共同研究によって、メシマコブの菌株の遺伝的な同定やスクリーニングが行われました。メシマコブと同定された菌株の中でも、遺伝的な変異が少なく優れた抗がん効果を持つ菌株が発見されました。
アメリカ標準菌株(ACTT)
韓国新薬標準菌株(Phellinus linteus PL2・PL5)

Phellinus linteus のDNAをPCR法で分析


Phellinus linteus菌株のスクリーニング 日本生薬学会の発表資料抜粋(2001年)
この菌株はPL2・PL5と名付けられ、この菌の継代培養技術や効果効能の研究が進められました。このPL2・PL5菌株はMesima(メシマ)と名前が付けられ、その後の韓国での医薬品開発につながりました。つまりメシマは優れた効能を持つメシマコブ菌糸体の菌株PL2・PL5のことを指します。
※Mesima®(メシマ®)は韓国新薬の商標登録です。
メシマは韓国では抗がん免疫増強剤として医薬品に認可
メシマコブ菌糸体のPL2・PL5の大量培養に成功したのが製薬メーカーの韓国新薬です。このPL2・PL5のメシマコブ菌糸体Mesimaは1993年に韓国政府から正式に抗がん免疫増強剤として医薬品の認可を受け、韓国新薬から「Mesima-EX」、「メシマカプセル」の名で発売されました。
Mesimaは韓国の大学病院をはじめ、多くの医療機関や薬局で処方箋薬としてガン治療に用いられるようになりました。
韓国でのMesimaの効能は、次の通りです。
・消化器癌(胃癌、食道癌、十二指腸癌、結腸癌、直腸癌)、肝癌、癌切除手術後の化学療法との併用による免疫機能の亢進
・子宮出血及び帯下、月経不順、腸出血、五臓及び胃腸機能の活性化解毒作用

日本では1998年頃からメシマの輸入販売が始まりました。メシマコブは日本では食品に分類されていることから、医療機関や薬局においても健康食品、サプリメントとして販売されています。免疫療法や補完代替医療に取り組んでいる医師たちが、がん患者の免疫力向上、抗がん剤の副作用軽減、術後の再発・転移抑制にメシマを使用しています。
メシマの免疫増強作用
韓国のソウル大学(Kim Byung Kack教授)や忠南大学校薬学大学(Jung Kyung Su教授)などが行ったマウス実験では、次のようなメシマ®の免疫増強作用が確認されています。
マクロファージの活性・・・・約3~5倍増強
T細胞の遅延型過敏反応・・・約3倍増強
B細胞の抗体産生能力・・・・129倍増強
NK細胞の活性・・・・・・・約2倍増強
マクロファージ、好中球、リンパ球(T細胞、B細胞、NK細胞)は、免疫細胞と呼ばれ、強固なネットワークを張り巡らして互いに情報交換しながら体内の異物(病原菌、ウィルス、ガン細胞など)を攻撃して排除する作用があります。
メシマはこの免疫細胞を増強する作用が認められて韓国で医薬品になっています。
メシマの延命効果とガン予防効果
ガン細胞を2つのグループに分けたマウスに移植し、一方にはメシマを12日間投与、もう一方には何もしないで生存期間を比較した実験データがあります。非投与群(コントロール群)はガン細胞移植から25日目までにすべてが死亡したのに対し、メシマ投与群は25日以降も生存しているものが多く、35日を過ぎて最後のマウスが死亡しています。
また、ガン細胞を移植する1週間前からメシマを投与した群と、メシマを投与しなかった群(コントロール群)を比較した実験データがあります。非投与群(コントロール群)は25日までに全滅したのに対し、メシマ®投与群は40日を過ぎても50%以上が生存しています。
この2つの実験結果は、ガンになってもメシマには延命効果(治療効果)が期待できるということ。そして前もって服用していればガンを予防する効果があることを示唆しています。

韓国生命工学研究所 兪益東博士の実験結果より Kim H.M等 Immunopharmacology(1999年)から抜粋
メシマの抗がん剤副作用軽減作用
ガン治療を受ける場合、手術の前後に抗がん剤や放射線治療を受けることが少なくありません。メシマも手術後に転移や再発防止の目的で服用したり、抗がん剤や放射線の副作用を軽減する目的で用いられることが多くあります。
韓国生命工学研究所の兪益東(Yoo Ick Dong)博士は、アドリアマイシン(ADR)という抗がん剤とメシマを併用した際の生存率と副作用の有無を調べています。
ガン細胞(B16F10メラノーマ)を移植したマウスに抗がん剤とメシマを併用した結果、60日後の生存率は約40%でした。抗がん剤のADRだけ投与した場合は40日後に生存率は0%になりました(ADRの投与量は通常使用量の1/10)。
また、ADRの投与量を増やした実験では、60日後の生存率は、抗ガン剤(ADR)のみを投与した群が20%、抗がん剤(ADR)とメシマを併用した群では90%という結果になりました(ADRの投与量は通常使用量の3/10)。リポキシゲナーゼは、動脈硬化,虚血再灌流障害、がん 転移などを誘導、促進する酵素群です。
この2つの実験では、体重減少などの副作用もなかったことも確認されています。メシマを抗がん剤と併用すると、高い抗がん剤効果得られ、抗がん剤の副作用も抑えられることが示唆されました(コントロールは非投与群)。

韓国生命工学研究所 兪益東博士の実験結果より Kim H.M等 Immunopharmacology(1999年)から抜粋
メシマのガン転移抑制作用・再発防止作用
マウスの尻尾の静脈にガン細胞移植し、ガン細胞の増殖抑制や肺へガンの転移について調べています。その結果、メシマを投与した群は非投与群に比べ、ガンの増殖を抑制したり、肺への転移を抑制していることがわかりました。
Inhibitation of SW480R tumor cells growth by PL(500㎍ml,200ul S.C injecton) がん増殖抑制

メシマ非投与群 メシマ投与群 メシマ非投与群 メシマ投与群
ヒト結腸がん細胞(SW480R)移植2週間後 ヒト結腸がん細胞(SW480R)移植4週間後
Inhibitation of HM7 tumor cells growth by PL(500㎍ml,200ul S.C injecton) がん転移抑制

メシマ非投与群 メシマ投与群 メシマ非投与群 メシマ投与群
ヒト大腸がん細胞(HM7)移植2週間後 ヒト大腸がん細胞(HM7)移植4週間後
W.H. Yoon 等 Asian Fadiration Coloproctology (2003年)から抜粋
ヒト臍帯内皮細胞(HUVEC)を用いた実験では、メシマ投与群には、血管新生抑制効果が認められました。がん細胞が血管やリンパへ浸潤することを防ぎ、ガン細胞の転移を抑制する作用があると考えれれています。
Mesima inhibits capillary tube formation by HUVEC on matrigel

ヒト臍帯内皮細胞(HUVEC)を用いたメシマ非処理群(control)とメシマ処理群の毛細血管新生抑制効果の比較
W.H. Yoon 等 Asian Fadiration Coloproctology (2003年)から抜粋
メシマの有効成分
キノコには多糖類(糖がたくさん結合した高分子の化合物)が含まれており、その中でもβ-グルカン(1→3)という成分が有効成分と考えられてきました。実際、多くのキノコ由来の健康食品(サプリメント)にはこのβ-グルカン(1→3)を謳い文句にして販売されています。
ところが、メシマに含まれるβ-グルカン(1→3)はそれほど多くありません。メシマにはマンノースやガラクトースという成分の割合が高く、α-グルカンやβ-グルカン(1→6)などの酸性ヘテロマンナンタンパク複合体が多く含まれています。また、分子量が150KD(15万個)と大きいという特徴があります。
通常サプリメントを利用する場合、口から摂取して効果があるかかどうかがポイントになります。その際、分子量が小さい(低分子)ほど腸から吸収されやすいと言われています。メシマは高分子ですが、口から摂取した場合でも約90%が体内での抗腫瘍活性があることが金沢大学薬学部の太田富久教授の実験によって確認されています。
腸管には、ある種の高分子の物質を認識するM細胞やパイエル板などの受容体があることが分かっています。たとえ腸から吸収されなくても、受容体が認識することで免疫細胞が活性化し、ガンの増殖を抑えることができると考えられています。
メシマの作用機序、メカニズム
メシマの体内作用シグナル
メシマはがんを攻撃する免疫細胞の活動を活性化することで、ガン細胞の成長や転移を抑制します。抗がん剤は正常な細胞に対して細胞毒性を発生させ、これにより副作用が生じることがあります。
メシマには副作用の心配がなく、摂取することで自己免疫は強化され、がんの増殖、再発、転移を抑制するメカニズムがあると考えられています。また、抗がん剤と併用した場合、その副作用を軽減しQOL(生活の質)の維持・向上に役立つと考えられています。

Kim Hwan Mook, Yoo Ick Dong等が発表した Int. J. imunopharmacology (1996年) 資料から抜粋
メシマの臨床例
臨床例1(転移性肝臓がん)
吐血症状で来院した64歳男性で、内視鏡検査でボールマンⅢ型の潰瘍性のがん病巣があり、潰瘍底に厚い血塊があった(写真1)。吐血以外の症状はなかったが、手術前にはリンパ腺の転移が認められた。手術後の病期はステージ3の後期で、抗がん剤のELF(エトポシド、ロイコボリン、フルオロウラシル)を3回投与した。その後の検査で肝臓への転移が認められた(写真2/左下)。その後、抗がん剤(シスプラチンとフルオロウラシル)を4回投与し、2000年3月からメシマを1日3.3gとフルツロンの経口投与を開始した。投与して7ヶ月後に撮影したCT画像(写真3)からは、転移した肝臓がんが消失した。



第3回日本補完・代替医療学会学術集会(2000年)
臨床例2(前立腺がん)
群馬大学病院泌尿器科の研究、秩父市立病院の研究
Urol Int 2004;73:188–190
臨床例3(胃がん)
Korean Cancer Assoc Vol.29(3); 1997
※Mesima®(メシマ®)は韓国新薬の商標登録です。
メシマの摂取方法
メシマは1日1~3回摂取が目安量
メシマは韓国で処方薬の抗がん免疫増強剤に認可されています。特に消化器系のがんに対して優れた効能があります。メシマ®はメシマコブ菌糸体PL2・PL5の熱水抽出物でエキス粉末になっています。メシマは症状に応じて1回1.1gを1~3回摂取します。進行がんやステージ4などの末期がんの場合は1日3回摂取することが推奨されています。
日本では医薬品ではなく健康食品(サプリメント)ですが、上記同様に摂取することが医療機関等で推奨されています。がんは全身性の病気で、免疫機能が低下すれば他の臓器や組織に転移しやすくなります。現在腫瘍があり、その腫瘍を今以上に大きくしたくない場合や、快適に余生を送りたい場合は、できるだけ長く続けられることをおすすめします。また、がんは手術しても後に再発や転移の恐れがあります。
一般的に、がんのサイバー5年生存率(がんと診断されたてからが5年後に生存している割合)が治療の指標とされています。がんの再発や転移のリスクを抑え、予防としてメシマを摂取する場合は、毎日1~2回を摂ることをおすすめします(医師や薬剤師に相談してください)。
メシマの安全性は?
メシマはメシマに毒性がないことは、国際GLP認定機関の安全性試験で確認されています。メシマを患者さんに投与している医療機関からは下痢の症状が数例報告されただけで、それも整腸剤併用で解決されています。メシマは安全性が高く、重大な副作用の恐れはありません。
他の医薬品や健康食品と併用して良いか?
がん患者さんのなかには、病院で抗がん剤の治療を受けながらメシマを服用している方が大勢います。メシマには抗がん剤の効果を高めると同時に、抗がん剤の副作用を軽減する働きがあります。また、病院の処方薬や市販薬、他の健康食品と一緒に摂取したも問題となる事例はありません(医師や薬剤師に相談してください)。
末期がんでも摂取して良いか?
ステージ4の末期がんでも腫瘍の消失や縮小が確認された患者さんがいます。ただし、年齢や既往歴、本人の心の持ち方などにより、治療の効果が変わってきます。末期がんに対して、メシマに最も期待されているのは、抗がん剤による吐き気、倦怠感、食欲減退、体重減少などの副作用の軽減、QOL(生活の質)の向上、延命効果などです。これは患者さん本人の精神的な苦痛を軽減することだけでなく、家族や看護師、介護士といった周りの人たちにも大きな意味があると考えられています。
メシマコブに関する論文
【メシマコブ由来のBリンパ球刺激ポリサッカライド】
B-Lymphocyte-Stimulating Polysaccharide from Mushroom Phellinus linteus
【メシマコブ菌糸体の免疫刺激活性と多糖類の特徴】
Immunostimulating Activity and Characterization of Polysaccharides from Mycelium of Phellinus linteus
【胃切除手術後のステージ3胃がん患者における免疫療法剤メシマ®の免疫調節】
Immunoregulatory Effect of Mesima (R) as an Immunotherapeutic Agent in Stage III Gastric Cancer Patients after Radical Gastrectomy
【切除された胃がんにおける免疫調節剤メシマの効果】
The Effects of Mesima-Ex, the Immunomodulator in Curatively Resected Gastric Cancer
【肝細胞癌に対する放射線感作剤としてのメシマの生体機能的効果】
The Biofunctional Effects of Mesima as a Radiosensitizer for Hepatocellular Carcinoma
【多発性肺転移を呈した肝細胞癌の自然退縮例】
A case of spontaneous regression of hepatocellular carcinoma with multiple lung metastases
【メシマコブによる肝細胞癌の自然退縮】
Spontaneous regression of a large hepatocellular carcinoma with skull metastasis.
【メシマコブ抽出物によるホルモン抵抗性前立腺がんの劇的な寛解】
Dramatic remission of hormone refractory prostate cancer achieved with extract of the mushroom, Phellinus linteus
【膵臓がんの高リスクを低減する新設計されたサプリメントの有用性(あたまと体のヘルスケアクリニック神田)】
Usefulness of Our Newly Designed Supplements for Reducing the High Risk of Pancreatic Cancer
【11種のがんの高リスクを低減する新設計されたサプリメント(Deriskool A®とB®)の有用性(あたまと体のヘルスケアクリニック神田)】
Usefulness of Our Newly Designed Supplements(Deriskool AⓇ & BⓇ) for
Reducing the High Risk of Eleven Kinds of Solid Cancer
【動物試験およびin vitro】
Potent Anticancer Effects of Bioactive Mushroom Extracts (Phellinus linteus) on a Variety of Human Cancer Cells
ANTITUMOR ACTION OF SOME BASIDIOMYCETES, ESPECIALLY PHELLINUS LINTEUS
Immunostimulating activity ofPhellinus linteus extracts to B-lymphocyte
・肺がんに対するメシマコブと抗がん剤ドキソルビシン(DXR)の併用
Modulation of lung cancer growth arrest and apoptosis by Phellinus Linteus
・乳がんに対するメシマコブと抗がん剤フルオロウラシル(5-FU)の併用
Phellinus linteus extract induces autophagy and synergizes with 5-fluorouracil to inhibit breast cancer cell growth
・乳がんに対するメシマコブの増殖抑制および転移抑制
Phellinus linteus suppresses growth, angiogenesis and invasive behaviour of breast cancer cells through the inhibition of AKT signalling
・結腸がんに対するメシマコブと抗がん剤イリノテカン(CPT-11)の併用
A lethal synergy induced by phellinus linteus and camptothecin11 in colon cancer cells
・前立腺がんに対するメシマコブと抗がん剤ドキソルビシン(DXR)の併用
Phellinus linteus sensitises apoptosis induced by doxorubicin in prostate cancer
・尿路上皮がん(膀胱がん)に対するメシマコブの作用
Alternative Therapeutic Approach to Urothelial Cell Carcinoma with Medicinal Mushroom Extracts
・甲状腺がんに対するメシマコブの作用
Systematic evaluation of the anti-tumor effect of Phellinus linteus polysaccharide in thyroid carcinoma in vitro
・皮膚がんに対するメシマコブの作用
Acidic polysaccharide from Phellinus linteus inhibits melanoma cell metastasis by blocking cell adhesion and invasion
・メシマコブの巣状分節性糸球体硬化症(ネフローゼ症候群)に対する作用
Uncovering pharmacological mechanisms of Phellinus linteus on focal segmental glomeruloscleosis rats through tandem mass tag-based quantitative proteomic analysis, network pharmacology analysis and experimental validation


